「ともかく、活動理由が同じなら、一緒に活動しませんか?」




ルーシェさんが提案してきた。うーん、悪くはありませんが、女性を危険地帯に留めておくというのは……。




私の紳士心が許しません!ですが、だからといって大人しく引き下がる方ではないでしょう。




仕方ありませんね。




「わかりました。共に行きましょう」




敵が現れたら、私が守ればいいだけの話なのです。




私達は一緒に街を走り出す。相変わらず人気がない道を、ただひたすら。




「……!



あっちに誰かいるわ」




ルーシェさんはそう言って、進む方向を右に逸れた。