「お嬢様は死をお望みのようなので叶えて差し上げましょう」




シアンからとんでもない殺気が放出された。私は即座に謝った。




「ごめんなさい。でもね聞いて。言い訳じゃない事実を聞いて。私が悪いんじゃないの。悪いのはグレ……。



あ、違うっ、か、輝きの支配者のせいなのっ!」




慌てふためく私に、全員がイタイ人を見る視線をぶつけてくる。あぁぁ、違うのっ……!!




ここでいきなり大して面白くもないギャグ要素入れてこないでよぉぉぉっ!!




そんな私の心の叫びを知る者は誰もいない。いたら困るけどね。




「と、とりあえず流れはわかりました。まだ疲労が残ってるんですよね?無理はなさらないで下さいね」




ティスが私の頭をよしよしと撫でる。な、何て優しいの……。




「では、最後に私ですね。言葉での説明ではなんですので、幻影魔法による私の記憶をお見せ致しましょう」