そこには筆で書いた綺麗な字が並んでた 『琉威、ごめんね。 この手紙を読んでるってことは今私は琉威の傍にいないね。 だけど、絶対また会えるから... いつでも、どこにいてもあなたの幸せを願ってる』 十六夜さんが居ないと完璧に幸せじゃないのに… 何も知らない俺を何年も放置してさ。でもまた会えるってことは生きてるよね?はやく会いたい、帰ってきてね。 あなたが姿を消したあの時から俺はずっとそれだけ想ってる