「また明日皆のとこに行くからね」


「倉庫にか?」


「うん?倉庫は遠慮しようかしら」


「なんでですか?」


「皆の場所に勝手に上がり込むのはね」


と気まずそうに笑う



「い、いいですよ!それを言うなら俺らだって本家に行ったし」



確かにな...



「あれは仕方ないというか.........ならお邪魔しようかな」


「ああ、十六夜なら歓迎だ」



「ありがとう」


羽織と長い綺麗な銀髪を翻して闇に消えていった



歩き方、やっぱり綺麗だ…