気がつけば日はすっかり落ちて暗闇、唯一ある光は街灯 人の目なんか気にせずに、どこに向かっているのか分からないまま走り続けた。そろそろ体力的に限界だ 角を曲がろうとした時 ドンッ 「わっ、」 誰かにぶつかった 泣いてるところを見られたくなくて頭だけ下げて走ろうとした。一人になって落ち着いたら絶対大声をあげて泣いてしまう、 絶対泣かない、泣かない、泣かない そう決めた なのに... 「琉威?」 「十六夜さん...」 どうしてこのひとの顔を見たら泣いてしまうんだろう