「元気じゃったか」


「うん、ずっとあなたのこと考えてました」



久しぶりに会ってそんなこと言われたら我慢出来るはずがなく、感極まってまた抱き締めると十六夜が天堂の背中を擦る



うわ~、久しぶりじゃな



こうやって背中、頭撫でてくれたから居ない間は寂しかったのう…



そんなことを考えていると




「十六夜さんっ」



雪之丞と月之丞に琉威たちが連れられてやってきた



こっからは琉威の番だな



名残惜しいが十六夜から離れる




帰ってからいくらでも話せるから



…これからはずっと一緒なのだから