「うん、お願いだよ」 「...分かった」 祈るような視線と物言いに雷斗は頷いた 「雷斗!?」 「ただし約束してくれ」 「何をじゃ?」 「今はあんたたち百鬼夜行しか頼れない、だから琉威を助けてくれ」 雷斗が頭を下げる 雷斗、頭を人にはあんま下げないのに...。俺のために 「分かってらぁ、任せとけ」 はは、やっぱり自信満々だな 十六夜さん、こんなところを好きになったんだろうな 「決まったようだな...行け」