倉庫に行ってソファに寝転んでもなにも頭にはいらない



はー、十六夜さん。十六夜って名前は何年も前から呼んでないのにいつまでも色褪せることはない。それだけ大切なんだよな


そりゃそっか。だって大切なひと、妖怪だから…


「ぃ、......る....琉威っ!」


「っ!」



びっくりして飛び起きると皆幹部室から出ていっていく途中だった



「…何?」



「何じゃねぇよ、飯行くぞ」



「あ、うん」




みんなと街を歩いて行くとたまに通ってる居酒屋風な店



「おかわり!」


「俺も!」


「はいよ、ちょっと待ってな」



みんな元気いいなあ、俺はあんまり食べる気がしないしもう止めよ。涼なんか口の回り汚して汚いな、小学生なのか



「琉威、食べてねぇだろ」



そんなこと考えながら涼を見てると雷斗がどうした?と俺に料理が入った皿を指差して首を傾げた