首輪で繋がれたお姫様






黙り込んだまま、雅さんは一歩一歩歩み寄ってくる。



これは危ない!!!



そう脳みそが危険信号を送るけど、体は石のように動かへん。

……いや、動けへんと言ったほうがいい。



いつのまにか目の前まで来ている雅さんに至近距離で見下ろされる。




こっ…、怖い……!!!!!!

ががが、ガクさん!
助けてください!!!!



助けを求めるためにガクさんの方へ向くが、ガクさんは苦笑いでこちらを見てる。

一方悠くんは、まるで興味がないかのようにバイク雑誌をパラパーラ。




ひどい!!!!!
2人共ひどい!!!!!


女の子がピンチですよ!!!



そこのお二人さん!
助けてください!!!!!





そう願いながらガクさんと悠君を見詰めるが、大きな手に顎を掴まれ、強制的に雅さんと目が合う形となった。