俺があれこれ考えていたら、女の姿が無くなっていた。 あれっ!? どこ行った? 俺は女を探し始めた。 すると―――――。 小鳥のさえずり…… 川のせせらぎ………… 木々のざわめく音……… 何処からとも無く聞こえて来た。 これって…昨日と同じだ。 確か、昨日もこれと同じ音が聞こえて来た。 ここは旧図書室。 小鳥はいないし、木々も無い。 ましてや川なんてあるわけも無く。 水すらない……。 何なんだ!?