俺様の運命の女神



「それって、告って来たヤツか?」


俺はもしかしてと思い、尋ねると…


「………はい」


彼女は困惑の表情で呟いた。

ッ!! アイツか……。

公園の入口に立ってたヤツか。


「で、そいつがどうした?」


俺は一先ず少し表情を和らげ…

声のトーンも落として…


「ん?」

「毎日、ここにまで来るんです」

「はぁぁぁあ!?」


ここにまでって……それって…!?


「ストーカー!?」

「………はい……多分…」


彼女はアイツを思い出したようで、

止まりかけた涙が再び溢れ出した。