「もう二度とアイツに近づくな。アイツ、いつ倒れるか…っ」 「……え…」 「心臓の病気なんだ!」 「え…」 その場に座り込んだ美南。 「あたし…、あたし……っあ…あたし…!」 頭が狂ったように、震えだした。 「夏帆に何やったんだよ…」 首を振るだけで、何も答えてくれなかった。