「なんで…あたし、あの子に何してもいいわけ?」


「アイツは関係ねーよ。別に付き合ってるわけじゃねーし」



それだけ言って、部屋を出た。

見られてたのか…?


だったら、もう…会わないほうがいいな。



暗い夜道。

頭の中は夏帆のことでいっぱいだった。