「……はい」 電話の相手は、守本だった。 話の内容は、陽太のこと。 少し話して、話は終わった。 陽太が守本のこと、知らないんだったら、入院してるのを知ってんの… 俺だけ、なんだ。 「見舞いくらいは、礼儀だよな…」 気づいたら、俺も寝ていた。