心から恋してる




静まり返った病室。


あたしと、神澤さんだけの空間。



助けてくれたとはいえ、

……恐いよ…!



沈黙が続いたあと、先に破ったのは神澤さんだった。



「───なぁ、」


低い声が室内に響いた。



「……はい」




「お前、弟居たよな?今日帰れそうになかったら、俺面倒みるけど」