心から恋してる




「じゃあね、紗菜」



「うん」



紗菜は彼氏を待つと言って、一人で教室に残った。




やだな…。

あたし、神澤さんと帰り道一緒だ。



学校を出て、路地裏に入ったとき。




急に、視界が揺れた。


真っ暗になる。



……貧血…?



胸が…苦しい…っ


歩けな…ぃ…




〈バタン〉



倒れたのに、起き上がれない…