「先生っ!302号室の林田さん、足の痛みがひどいって…」 「わかりました、すぐ見てきます」 周りの看護師たちから聞こえる、黄色い声。 「今日も爽やかだよね〜、奏先生っ」 「うんうん♪ 奏先生が白衣着れば、鼻血モノだからね〜」 …そうだよ! そうだけど……。 ごめん、 なんか…やっぱり、妬ける。 「あたし、回診行ってきまーす」 …もう察していると思いますが…。 あたしたちは、 晴れてお医者さんになりました。