心から恋してる





神澤さんだ…

隣に住む、独り暮らしの人。


あたしと同じ制服を着ている、隣のクラスの男子。




髪が明るくて、ピアスを付けている。



恐そう…


急いで鍵をかけて、神澤さんの前を通り過ぎた。



「姉ちゃん遅刻するー!!」


「ごめんっ」