ニヤニヤしながら私を見る男の子たち。
少し笑顔になる成宮。
でも、その笑顔は引きつってる。
どうしたんだろう?
もし友達なら、男の子たちと同じように笑顔で話すはず。
友達とか知り合いじゃなくて全く知らない人に絡まれてるだけ?
私は階段を降りて、成宮の側に行った。
「成宮くんの彼女?」
金髪がニヤニヤしながらそう聞いてきた。
「そうだけど?」
私と成宮は一応、付き合ってるから私は成宮の彼女で間違いない、よね?
って“成宮くん”って言ってることは、やっぱり友達?
「へぇ、成宮くんに、こーんなに可愛い彼女がいたんだぁ」
長髪が成宮の肩をバンバン叩きながらそう言った。
成宮は俯いたまま顔を上げようとしない。



