超マジメ彼氏と超ワガママ彼女の恋愛事情




改札口にある電光掲示板で電車の時間を調べる。


もうすぐ電車が来る。



「なぁ?」



村上さんの問いかけに私が無言で村上さんを見た。



「また、会えるかな?」


「えっ?」


「優月ちゃんさえ良かったら、また会いたい……」


「私も……」



村上さんと会いたい。


村上さんのこと、もっと知りたい。


そう思うと、何だか切なくなって胸がチクチク痛んで……。


視界が歪んで見えた。



「優月ちゃん?」


「ゴメン、なさい……」



なんで私、泣いてんだろう……。


手で拭っても拭っても溢れてくる涙。


男関係で泣いたことなんて今まで1度もなかったのに。


もぉ!やだー!



「優月ちゃん?ここで待ってて?」



村上さんはそう言うと、どこかへ行ってしまった。