でも将来の夢は何だろうって、成宮に言われるまで考えたことなくて……。
今が楽しければそれでいいみたいな?
これになりたい!あの仕事をしたい!ってのもないし。
だけど、私もそろそろそういうのを考えなきゃいけないのかなぁ……。
「まぁ、あれだよね。結婚して幸せになりたいなぁとかね?」
「それが神崎さんの夢?」
成宮はそう言ってクスリと笑った。
「夢って言うか、女の子なら誰でもそんなことを一度は考えるんじゃない?」
って、成宮のくせに笑うとかムカつく。
「そうなんだ。でも意外だな」
「はっ?」
「神崎さんの口から結婚って……」
「わ、悪い?」
「悪くないんじゃない?」
何よ、それ。
もぉ!やっぱムカつくわ!



