「あっ沙羅ちゃん!!」

『スミマセン。運んでもらって』

「いや、それより家の中に入れてあげて?」


ガチャ

鍵を開けて家の中に入る。


『お姉ちゃんの部屋に運んでくれないですか?』

「分かったよ」


私は水を持ってお姉ちゃんの部屋に向かった



『運んでくれてありがとうございました』

「いや。俺どーしたらいい?帰った方がいい?」


「・・・・い・・や居て?かえ・・で・・・」

お姉ちゃんが苦しそうに言った