「聞きたい事はたくさんだけど、ちゃんと色々わかってから話して」
それから、愛は優しく微笑む。
俺も、ゆっくりと目を細めた。
「…愛」
「ん」
愛の腰へと腕を回して、愛の唇に自分の唇を重ねる。
ちゅっと音を立ててから、そのまま首筋へと唇を這わせた。
翌日、俺は愛に病院まで送ってもらった。
昨日情事を終えてから、愛は珍しくタバコを吸わずに俺の腕の中にいた。
「なんか、千里に抱かれていたい気分」
なんて、意味不明な事を言いながら。
「じゃ、終わったら連絡して。出れなかったら仕事中で、迎えは無理。
だから、タクシーで帰ってね」
「わかった」
それだけ話すと、愛は車を発進させる。
少しその姿を見送ってから、俺は病院内へと足を進めた。
受付で白井さんの病室を確認して、向かう。
手には果物を持って。
白井さんは俺を見つけると、顔を綻ばせた。
「千里君」
「…大丈夫ですか」
「ええ、大丈夫大丈夫」
なんて、両手で力コブを作って見せるけど、その姿は少し頼りない。
「検査、いつですか」
椅子に座りながら、「あ、これ」と言いながら果物を差しだす。
「まあ、悪いわね。後で食べなくちゃ。
…検査は明日よ」
「そうですか、もし誰かに伝える事あるなら俺、伝えますけど」
「……千里君」
それから、愛は優しく微笑む。
俺も、ゆっくりと目を細めた。
「…愛」
「ん」
愛の腰へと腕を回して、愛の唇に自分の唇を重ねる。
ちゅっと音を立ててから、そのまま首筋へと唇を這わせた。
翌日、俺は愛に病院まで送ってもらった。
昨日情事を終えてから、愛は珍しくタバコを吸わずに俺の腕の中にいた。
「なんか、千里に抱かれていたい気分」
なんて、意味不明な事を言いながら。
「じゃ、終わったら連絡して。出れなかったら仕事中で、迎えは無理。
だから、タクシーで帰ってね」
「わかった」
それだけ話すと、愛は車を発進させる。
少しその姿を見送ってから、俺は病院内へと足を進めた。
受付で白井さんの病室を確認して、向かう。
手には果物を持って。
白井さんは俺を見つけると、顔を綻ばせた。
「千里君」
「…大丈夫ですか」
「ええ、大丈夫大丈夫」
なんて、両手で力コブを作って見せるけど、その姿は少し頼りない。
「検査、いつですか」
椅子に座りながら、「あ、これ」と言いながら果物を差しだす。
「まあ、悪いわね。後で食べなくちゃ。
…検査は明日よ」
「そうですか、もし誰かに伝える事あるなら俺、伝えますけど」
「……千里君」



