それを飲みながら、普段自転車を止めている場所に向かおうと足を進めていると。
彼女を見つけた。
どうしてだろう。
すぐに見つけられる。
こんな時ですら。
タクシーに乗り込む彼女はいつもよりも少し大人っぽい恰好をしていた。
隣にいるスーツの男と親しげに微笑み合いながら。
「……くるみ」
そう、ぽつりと呟く俺。
まだ中身が半分以上残ってる缶コーヒーは手からすり抜けて、地面へと落ちて行った。
わけがわからないまま、俺は今起こった出来事は夢ではないだろうかと。
何度も考えたけど、俺がくるみを見間違えるはずがない。
隣にいた男の顔までは見えなかったけど、くるみの上司だろうか。
そのぐらいの年齢に見えた。
彼女を見つけた。
どうしてだろう。
すぐに見つけられる。
こんな時ですら。
タクシーに乗り込む彼女はいつもよりも少し大人っぽい恰好をしていた。
隣にいるスーツの男と親しげに微笑み合いながら。
「……くるみ」
そう、ぽつりと呟く俺。
まだ中身が半分以上残ってる缶コーヒーは手からすり抜けて、地面へと落ちて行った。
わけがわからないまま、俺は今起こった出来事は夢ではないだろうかと。
何度も考えたけど、俺がくるみを見間違えるはずがない。
隣にいた男の顔までは見えなかったけど、くるみの上司だろうか。
そのぐらいの年齢に見えた。



