超能力的生徒会 in 蝶野学園

「ちなみにこの子は知念　結衣で高等部１年。これからこのSクラスに入ってProtectors の会計になるよ。ちなみにレベルは４。仲良くしてあげてね」

「「「うん」」」
「って私の自己紹介秀がやるの！？」
「まあ細かい事は気にしないで結衣」
「いや普通に気にすると思いますが。」
「そうですよ秀、杏樹に言う通りですよ秀。」
「もう月ノ宮姉妹は厳しいね。分かった。結衣、自己紹介宜しく」

やっぱり、この人達よく分からないわ～
でも、と・に・か・く、

「私は知念　結衣です。高等部１年のレベル４だそうです。」
「「「だそうです？」」」
「ああ、結衣はまだアビテストやってないから。」
「「「は？」」」
「あのー。アビテストってなんですか？」
「アビテストと言うのは能力テストみたいな物です。ちなみにアビと言う呼び方は能力者達、もしくはこの学校の様な所で呼んでいる特殊な呼び方で、能力者の能力の事です。」

はぁ。
すごく難しそうな話を...

「ところで皆さんのアビって言うのはなんですか？」
「「「「「「「ヒミツ」」」」」」
何じゃそりゃー！

「だってそのうち分かるよ～☆だってもう何人か俺らのアビ知っている生徒も何人もいるし。」
「は、はい要先輩。」

「あっ！渡し忘れてたけれど、はいどうぞ」

彼はそう言って銀色の星型のネックレスを私の首にかけてくれた。

「これは？」
「これは俺とパートナーの印。」
「パートナー？」
「そうパートナー。
パートナーは同じ形のアクセサリーを身に付ける事で相手の居場所と知ったりできるんだよ。すごく便利で他にも使い方はあるんだよ。それから色は皆違うよ。これから結衣は俺のパートナーだからね。」

彼はにっこりと微笑みながらそう言った。

「ちなみに要と杏樹、
杏奈と悟、
慶と美玖、
俺と結衣だから宜しく！」
「はぁ。」

「とにかく、今日はもうお終いにしませんか先輩方。もう時間は遅いですし。」
「...そうだ。今日のご飯はなんだ？」
「慶はいつもそれだよな。ちなみに今日はビーフシチューとポテトサラダらしいぞ。」
「じゃ寮へレッツゴ～☆」