超能力的生徒会 in 蝶野学園

その頃...
杏奈side

「あ~疲れた~」

私は部屋に帰るなり、悟に愚痴をこぼす事にした。

「おかえ「ねえ、悟。要ってやっぱり嫌い」

「おい、杏奈、俺にもお帰りぐらいは言わせろよ」

「いいじゃない。でね、私、要と一緒に買い物に行ったでしょ。そしたらアイツ何の役にも立たなかったんだから」

「へぇ~。で、何で若干顔が赤いんだ?」

「なんでも無いわ」

「何でも無いわけいないだろ。言え」

「何「言・え」

そういって悟は私をベットに押し倒した。

「ちょっと」

「言わないと、犯すぞ」

なんちゅう人だ。

こんな奴の事を好きになる人の気が知れん。
(自分の事を忘れている)

ちなみに学校でもてる男子ナンバー1,2,3,4はSクラスのメンバーだ。

1.秀(黄金王子)
2.要(女王子)
3.悟(男王子)
4.慶(寝王子)

で、( )はあだ名。
秀のあだ名は髪の色から。
要は『女ったらし』の女で、決して女らしいと言う意味ではない。
悟は『男らしい』と言う意味で、
慶は『いつも、眠そうで、寝そうだから』と言う意味らしい。

し・か・し、
彼らの見た目はモデル並だから、モテる。
でも、私は女子のランキングは知らないわ。
たぶん杏樹か美玖かね。
(自分は?)

「何で言わなきゃなんないのよ」

「俺が知りたいから」

で、こいつは、私の前だとSになる。
杏樹の話によれば、
要は優しくなるらしい。
(杏樹の前では)

でも、秀は悟見たいになりそうだわ。
結衣ちゃん!!
気を付けて!!
狼に狙われているわよッ!!

「今日、要が私の分の荷物の運んでくれたのよ。で、ちょっと見直したダケ」

「ふ~ん。それだけ?アイツ、手ぇ早ぇからな」

「それだけよッ!手なんて出されて無いわよッ!!」

「そっか。それは良かった」

「それから悟、晩御飯だって。もう行こう」

「ああ、」

杏奈side 終わり

そう言って私達は部屋を出た。