「結衣先輩、お姉ちゃんから私の過去について聞いたと思いますが。違いますか?」
「う、うん。聞いたよ。でも、杏奈先輩は杏樹ちゃんの気持ちまでは分からないって言っていたよ」
「そりゃ、そうですよ。私には記憶が無いからです」
記憶が...無い?
「私、いなかった時の記憶が無いので、私はほとんど何ともないです」
「本当に?」
「はい。なので、心配しないでください。」
「分かった」
「それよりも先輩、
秀先輩の誕生日パーティーはどうなりましたか?」
「ああ、秀先輩のパーティーは明日だったよね。今日は杏奈先輩が買出しに行ってくれたの」
「で、結衣先輩は?」
「えっと、私は要先輩に変わって、貰ったの」
「いいんですか?」
いいんですか?ってどう言う意味?
まあいいか。
「じゃ、杏樹ちゃん、また明日ね」
「はい。お見舞い、ありがとうございました」
「いえいえ」
がちゃん。
私は杏樹ちゃんの部屋を出た。
「う、うん。聞いたよ。でも、杏奈先輩は杏樹ちゃんの気持ちまでは分からないって言っていたよ」
「そりゃ、そうですよ。私には記憶が無いからです」
記憶が...無い?
「私、いなかった時の記憶が無いので、私はほとんど何ともないです」
「本当に?」
「はい。なので、心配しないでください。」
「分かった」
「それよりも先輩、
秀先輩の誕生日パーティーはどうなりましたか?」
「ああ、秀先輩のパーティーは明日だったよね。今日は杏奈先輩が買出しに行ってくれたの」
「で、結衣先輩は?」
「えっと、私は要先輩に変わって、貰ったの」
「いいんですか?」
いいんですか?ってどう言う意味?
まあいいか。
「じゃ、杏樹ちゃん、また明日ね」
「はい。お見舞い、ありがとうございました」
「いえいえ」
がちゃん。
私は杏樹ちゃんの部屋を出た。

