超能力的生徒会 in 蝶野学園

放課後...

「じゃ、結衣ちゃん、杏樹をよろしくね」
「はい!ありがとうございます。杏奈先輩!」
「いいのよ。あなたの変わりに要を引っ張っておいたから」

相変わらず杏奈先輩は要先輩に怖い。
やっぱりシスコン?

「杏奈はシスコンだよ~☆しかも、かなりヤバイくらいの」
「あんたは黙っていなさい。馬要」
「相変わらず酷いな~☆じゃ、結衣チャン、俺の杏樹をヨロシクね~☆」

そう言うと、
先輩達は準備をするために、
材料を町まで買いに行った。

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「はぁ。はぁ」

とんとん
ガラ!

「杏樹ちゃん、はぁはぁ。大丈夫?」

私がそう言うと、杏樹ちゃんは少しもビックリしなかった。

「何ですか、結衣先輩」
相変わらず、無表情で杏樹ちゃんは言った。

「お見舞いに来たの」

そう言うと彼女は少しビックリした顔になった。

「まさかとは思いますけど、お姉ちゃんのお喋りで同情しに来たんですか?それだったら間に合っています」
「そんなんじゃない。杏樹ちゃんが可哀想なのもあるけど、単にお見舞いに来たかったの」

「どうしてですか?」

え?