超能力的生徒会 in 蝶野学園

実はニュースで火事になった研究所の事をやっていた。

それで、私は警察に知らせて置いたので、
警察は私を呼んで、杏樹の写真を見せてくれた。

『君の探していた妹さんはこの子かい?』
『はい!!この子です。間違いありません』
『よかった。この子なら、東ノ病院にいるから行ってごらん』
『ありがとうございました!』

私は嬉しくて凄い速さで走って病院に向かった。

でも、病院にいたのは変わり果てた杏樹だった。

『杏樹っ!』

私は病室に入ると黒髪を腰まで伸ばした小さな女の子をみた。

『お姉ちゃん?』

彼女は小さな、消え入りそうな声でそう言った。

『杏樹なのね!?会いたかった!』

そう言って私は彼女に近づいた。
しかし、彼女は、

『お姉ちゃん...私、もう、被害は出したくないの。だから、私から離れて。お願い』

どうして?
こんなに待ちわびた再開だったのに。
あなたは私に会いたくなかったの?
ねえ。
杏樹。