超能力的生徒会 in 蝶野学園

「たぶんノーマルにケーキとかプレゼントとかを用意すればいいだけかと私は思いますけれど」

ノーマルって言っても簡単じゃ無いよね。

「あと、先輩方、私冬休み、この学校にいないので」
「「何で!?」」
「私、ドイツにあるインターナショナルスクールの生徒と知り合いで、体験入学する事になっていますから」

体験入学か。
楽しそう。
でも、私には無理そうだなぁ。

「とにかく、私たちは秀のためにノーマルな誕生日パーティーを開くでいいかしら」
「でも、お姉ちゃん、もしかしたら秀会長は結衣先輩と二人で過ごしたいかもしれませんから、堅苦しいのは無しで、ちゃっちゃと終わらせられるやつにしましょう」
「それも、そうね。じゃ、簡単なパーティーを開いて終わりにしましょうか。秀へのプレゼントは各自用意して、ケーキは私が結衣ちゃんと買ってくるから、飾りつけは残りの人たちで。ちなみにパーティー会場はここ、Sクラスね。杏樹が飾付け班のリーダーね」
「「「異議なし!」」」

「じゃ、会議終了!」

会議早っ!
終わるの早っ!