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結衣side
「うわ~~」
「よしよし。泣くなって」
いや~初めて見たよ。
杏樹ちゃんが泣いている所。
笑っている所よりも先に泣いている顔を見ちゃったよ。
でも、やっぱりまだ6年生だもんね。
で、この『美月』っていう子男の子らしくて、杏樹ちゃんと仲良さそう。
そういえば
秀が言っていたな。
杏樹ちゃんの親友だって。
で、なんか要先輩、嫉妬深そうだけど、大丈夫なのかな。
「ところで、要先輩、杏樹に手、出したらしょうちしねぇからな」
「怪我人に手は出さないよ」
美月ちゃん鋭い。
で、要先輩もそのくらいはちゃんとしているんだね。
「美月、」
「何だ?杏樹」
「ありがとう」
「気にするな。俺はいつまでも杏樹の見方だし、杏樹のこと大好きだからな」
「ありがとう。私も美月大好き」
なんか、これじゃあ要先輩、振られた人見たくなってる。
「これ以上イチャつくと、要が怒るぞ」
「悟先輩、俺らいちゃついてなんかねぇけど」
「はぁ~」
「でも、杏樹、早くケガ治せよな」
「分かった。ありがとう」
杏樹ちゃんはそういって少し微笑んでいた。
凄く綺麗な笑みだった。
それが私の初めて見た杏樹ちゃんの笑い顔。
結衣side
「うわ~~」
「よしよし。泣くなって」
いや~初めて見たよ。
杏樹ちゃんが泣いている所。
笑っている所よりも先に泣いている顔を見ちゃったよ。
でも、やっぱりまだ6年生だもんね。
で、この『美月』っていう子男の子らしくて、杏樹ちゃんと仲良さそう。
そういえば
秀が言っていたな。
杏樹ちゃんの親友だって。
で、なんか要先輩、嫉妬深そうだけど、大丈夫なのかな。
「ところで、要先輩、杏樹に手、出したらしょうちしねぇからな」
「怪我人に手は出さないよ」
美月ちゃん鋭い。
で、要先輩もそのくらいはちゃんとしているんだね。
「美月、」
「何だ?杏樹」
「ありがとう」
「気にするな。俺はいつまでも杏樹の見方だし、杏樹のこと大好きだからな」
「ありがとう。私も美月大好き」
なんか、これじゃあ要先輩、振られた人見たくなってる。
「これ以上イチャつくと、要が怒るぞ」
「悟先輩、俺らいちゃついてなんかねぇけど」
「はぁ~」
「でも、杏樹、早くケガ治せよな」
「分かった。ありがとう」
杏樹ちゃんはそういって少し微笑んでいた。
凄く綺麗な笑みだった。
それが私の初めて見た杏樹ちゃんの笑い顔。