超能力的生徒会 in 蝶野学園

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杏樹side

「ここまでね。月ノ宮 杏樹」

ナイフが私に切りかかってきた。

ザクッ。

「っつ!」

私の右腕を切りつけた。
結構深い傷だ。
でも、致命傷にはなっていない。

「次は足ね」

ザクッ!

「痛!」

ダラダラと私の右腕と右足から血が流れる。

「やめて!」

この声は、結衣先輩?
何しに来たの?

「「杏樹!」」

今度は要とお姉ちゃんの声。
どうして此処が分かったんだろう。
ああ、お姉ちゃんの力か。
痛い。
もう、無理。

杏樹side 終わり