超能力的生徒会 in 蝶野学園

「美しいセカイ。

私はそんなセカイに憧れていた。

でも、そんなセカイは無いと思っている私もいた。

しかし、そのセカイは私が今いるセカイだった。

私が今いるセカイには嬉しさが有り、幸せがある。

けれども悲しみや憎しみもある。

でも、このセカイが良い。

このセカイには皆がいる。

私の仲間が。

ありがとう。

ありがとう。」


「「「「「「ええ?」」」」」」

どうして杏樹ちゃんが歌った曲を歌っているの?

当の本人は何の表情も表していない。

「ど、どうして杏樹ちゃんの曲を歌っているの?」
「分からないわ。どちらかがコピーしたって事ね」
「どちらかって事は杏樹ちゃんかもしれないって事ですか?」
「可能性はあるって事だけよ」
「その可能性はとても少ないげどね~☆」
「どういう事ですか?要先輩?」

何ですかその意味ありげな顔。

「だって、俺、見てたもん。杏樹が作詞、作曲していた所。それに俺、心読めるから、どちらかがコピーしているなんて、すぐ分かるし」

そうだった...

「で、Dクラスの方って事ね。でもどうして?」
「ただの嫉妬だと思うよ。杏樹は可愛いし、頭も良いし、運動神経もいいから」
「「納得」」

そんな事を話している間にDクラス代表の子が泣き出した。