超能力的生徒会 in 蝶野学園

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要side

俺は、泣く事が嫌いだ。

でも、常に俺らの事で、傷つく杏樹を見て、泣く事しか出来ない。

どちらかと言うと、俺は杏樹よりも弱い。

今日だって、杏樹は俺らの疲れを引き取った。

普通に見えるが、今日は凄く疲れてそうだ。

今、杏樹は俺の横にあるベッドでスヤスヤ寝ている。

こう見ると、どう見ても普通の女の子だ。

「ごめんな。力になれなくて」

俺はそう呟く。

俺は杏樹の苦しみを知っているし、

力になりたいと思っている。

だから、今、俺にできる事と言ったら、

杏樹の傍にいる事。

それがどうして杏樹のためなのかって?

それは色々と杏樹の過去に問題があってな。

今度、話す。

でも、今は杏樹のために出来る事をするだけ。

おやすみ。

愛しの杏樹。