超能力的生徒会 in 蝶野学園

やがて10月上旬...

「じゃ、これで決定ね」
「「「はい」」」

私達のグータラな時間は去り、一番忙しい時期がやってきた。
ちなみに今、私たちは文化祭のための役目最終チェックをしていた。

「成功目指して頑張ろう!」
「「「「「お~!!」」」」」

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5時間後...

「疲れた~」
「結衣先輩って、体力無いですよね」

いや、単に杏樹ちゃんの体力が半端無いだけだと思うんだけど。
だって、他の人達もぶっ倒れてるし。

「杏樹~、疲れた~☆」
「要は男の癖に体力なさすぎです」
「いや、そんな事ないと思う。俺、普通だよ~☆」

ちなみに私達生徒会メンバーが何をしていたかと言うと、
1,文化祭用の看板作り×2
2,教室に何の出し物をするのか聞きに行く×27
3,出し物に必要な物を倉庫から探し出す×253
4,必要な物を各教室に渡しに行く×27
5,体育館の掃除
6,校内放送で生徒を体育館に集め、開閉式の練習
これを全部5時間内にやりました。
さすがに皆疲れたみたい。(杏樹ちゃん以外)

「はぁ~。皆さん本当に体力無いですね。こんなの毎年の事なのに」
「毎年これをやってたの!?」
「はい」

そりゃ、そうだよね。
今、始まった事じゃないだろうし。

「生徒会の皆~良く頑張ってるね」

そこに現れたのは...