「所で私達のクラスに授業はないの?」
「ないよ~☆」
「なぜに?」
「だってぇ、文化祭のための時間がぁ、これから続くからぁ」
「そんな事も知らなかったんですか結衣先輩」
何か私の心に刺さったわ。
杏樹ちゃん厳しい!
「とにかく、これで出し物決めは決定ね」
「ああ、で、役割はどうする」
「ああ、役割か~、面倒くさいな~☆」
「秀会長は代表の言葉で決まりです」
「で、杏樹は進行役、ようするに司会だよね」
「.......昨年度と同じ」
「でも慶、今回は結ちゃんが居るからそうはいかないわよ」
「.......そうだった」
皆さん、私を忘れないで~
「でも、忘れられるって事は結衣先輩の存在価値は薄いって事ですね。ある意味凄いです」
なんだか私は褒められているの?
それともけなされているの?
「でも、先輩方、結衣先輩の存在はあんまり知られない方がいいと思いますが」
「どうして?」
「はぁ。結衣先輩、忘れたんですか?このSクラス兼生徒会にはレベルの高い生徒しか入る事が許されない場所ですよ」
「ああ、忘れてた。で、何で私はここにいる訳?」
「結衣は未知の可能性だから」
「それって理由になってるの?秀」
「ま、それは置いといて。結衣には指揮者を担当して貰うから」
「なるほど」
「でも、指揮者って結構目立つと思うけど秀」
「結衣先輩ぃ。大丈夫ですよぉ。指揮者って毎年ぃ、誰でも好きな人が出来る事になっているんですぅ」
すんごいシステムだな。
そんなんで良くやっていけるわ。
「とにかく、役割は、
代表の言葉:秀
進行役:杏樹
始めの挨拶:杏菜
終わりの挨拶:要
校歌の指揮者:結衣
ライト:悟
電気器具:美玖
で良いよね」
「慶君は何をするの?」
「.......俺は何もしない」
「なんで?」
「だってぇ、慶はぁ、任務中に寝ちゃうのよぉ~」
「は?」
意味分からん。
本当によくこの生徒会メンバーでやってこれたわ。
むしろこの学校どうなってんだ?
不思議だらけの学校だね。
この蝶野学園は。
「ないよ~☆」
「なぜに?」
「だってぇ、文化祭のための時間がぁ、これから続くからぁ」
「そんな事も知らなかったんですか結衣先輩」
何か私の心に刺さったわ。
杏樹ちゃん厳しい!
「とにかく、これで出し物決めは決定ね」
「ああ、で、役割はどうする」
「ああ、役割か~、面倒くさいな~☆」
「秀会長は代表の言葉で決まりです」
「で、杏樹は進行役、ようするに司会だよね」
「.......昨年度と同じ」
「でも慶、今回は結ちゃんが居るからそうはいかないわよ」
「.......そうだった」
皆さん、私を忘れないで~
「でも、忘れられるって事は結衣先輩の存在価値は薄いって事ですね。ある意味凄いです」
なんだか私は褒められているの?
それともけなされているの?
「でも、先輩方、結衣先輩の存在はあんまり知られない方がいいと思いますが」
「どうして?」
「はぁ。結衣先輩、忘れたんですか?このSクラス兼生徒会にはレベルの高い生徒しか入る事が許されない場所ですよ」
「ああ、忘れてた。で、何で私はここにいる訳?」
「結衣は未知の可能性だから」
「それって理由になってるの?秀」
「ま、それは置いといて。結衣には指揮者を担当して貰うから」
「なるほど」
「でも、指揮者って結構目立つと思うけど秀」
「結衣先輩ぃ。大丈夫ですよぉ。指揮者って毎年ぃ、誰でも好きな人が出来る事になっているんですぅ」
すんごいシステムだな。
そんなんで良くやっていけるわ。
「とにかく、役割は、
代表の言葉:秀
進行役:杏樹
始めの挨拶:杏菜
終わりの挨拶:要
校歌の指揮者:結衣
ライト:悟
電気器具:美玖
で良いよね」
「慶君は何をするの?」
「.......俺は何もしない」
「なんで?」
「だってぇ、慶はぁ、任務中に寝ちゃうのよぉ~」
「は?」
意味分からん。
本当によくこの生徒会メンバーでやってこれたわ。
むしろこの学校どうなってんだ?
不思議だらけの学校だね。
この蝶野学園は。

