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「って授業難しすぎるわーーーーー!」
「そんな事無いでしょ」
「無いよ」
「ないよ~☆」
「無いです。先輩ってバカですか?」
「なんか杏樹ちゃんにそう言われる私って何?」
「バカなんじゃないですか?」

ひどっ!
今私を言葉で切りつけた!

「杏樹、言いすぎ。もともと杏樹が賢すぎるんだよ」
「そんな事無いです。会長。だって結衣先輩以外、皆理解しているんですよ!?」
「いや、これを分かる小6は相当いないよ。だってこれ高3の勉強だし」
「「「「「「「えっ?」」」」」」」
「えっ?皆さんご存知無かったんですか?」
「「「「「せ・ん・せ・い・?」」」」」
「だって皆さん賢いんですもの。だから、飛び級させてしまいました」
「そうだと思いました」
「やっぱりね~☆」
「杏樹とそこのイヌ、知っていたの?」
「はい。お姉ちゃん」
「ちなみにイヌって俺の事~?」
「あなた以外に誰がいますか?さすがバカですわね」

ここはSクラスでは無く、
修羅場だ! by 知念 結衣

「何やってんですか。結衣先輩」
「えっ?」
「ああ、結衣ちゃん今ちょっとこのクラスのことを悟っていたんだよ。ここはSクラスでは無く、修羅場だってね~☆」
「何で分かったんですか、要先輩?」
「要のアビは読心ですよ結衣先輩。そんな事も分からないんですか?会長、この人生粋のバカですよ」

ヒドッ!!!!!!

「まぁまぁ。杏樹、もうちょっとやさしくね」
「はぁ」

杏樹ちゃんって毒舌だったんだ...