「うちの秀を引取りに来ました」
女の人はそう言った。
「ねぇ、しゅーちゃん。あの人がしゅーちゃんのお母さん?」
私は呟いた。
「うん。そろそろ来ると思っていた。俺も学園に行く準備をしないといけないみたいだ」
しゅーちゃんは悲しそうに呟いた。
「学園に行かなくちゃいけないの?」
「ああ。学園は俺達みたいな超能力者を引き受けると、その超能力者の家族には巨額の援助が送られる。だから、子供を売る大人もなかにはいるんだ」
「でも、しゅーちゃんのお母さんとお父さんはしゅーちゃんの事大事にしているんでしょ?だったら学園から守ってくれるよ」
「だめだ。あの人達は最近、俺の事よりも、妹と弟のが大事で、俺だけが超能力者なんだよ。生活も3人兄妹じゃあ大変だし。俺も家族を助けるにはそのほうが良いのかもな。じゃあな。結衣」
「しゅーちゃん...分かった。結衣も大きくなったら、超能力者だったら学園に行く。そしたら結衣とまた遊んでね。結衣の事、覚えていてね」
「ああ。でも、学園には来ない方が良い」
「でも、結衣はしゅーちゃんに会いに絶対に行くから。それまで頑張っててね」
「ああ。今までありがとう。結衣。とっても楽しかった」
しゅーちゃんはそう言って少し笑った。
それから、しゅーちゃんはしゅーちゃんのお母さんの方に歩いていって、
「お母さん。帰りましょう。おばさん、お世話になりました。では。お元気で」
「いいのよ。秀君は良い子だったし。またいつでも来て頂戴ね」
「ありがとうございます」
「私の結衣を宜しくね。あなたになら、あの子を任せられるわ」
「え?」
「なんでも無いわ。頑張ってね」
「はい。」
「お世話になりました。行くわよ。秀」
「はい...お母さん」
そして、しゅーちゃんは去った。
私の家から。
それからしゅーちゃんは一度も私の家に来なかった。
女の人はそう言った。
「ねぇ、しゅーちゃん。あの人がしゅーちゃんのお母さん?」
私は呟いた。
「うん。そろそろ来ると思っていた。俺も学園に行く準備をしないといけないみたいだ」
しゅーちゃんは悲しそうに呟いた。
「学園に行かなくちゃいけないの?」
「ああ。学園は俺達みたいな超能力者を引き受けると、その超能力者の家族には巨額の援助が送られる。だから、子供を売る大人もなかにはいるんだ」
「でも、しゅーちゃんのお母さんとお父さんはしゅーちゃんの事大事にしているんでしょ?だったら学園から守ってくれるよ」
「だめだ。あの人達は最近、俺の事よりも、妹と弟のが大事で、俺だけが超能力者なんだよ。生活も3人兄妹じゃあ大変だし。俺も家族を助けるにはそのほうが良いのかもな。じゃあな。結衣」
「しゅーちゃん...分かった。結衣も大きくなったら、超能力者だったら学園に行く。そしたら結衣とまた遊んでね。結衣の事、覚えていてね」
「ああ。でも、学園には来ない方が良い」
「でも、結衣はしゅーちゃんに会いに絶対に行くから。それまで頑張っててね」
「ああ。今までありがとう。結衣。とっても楽しかった」
しゅーちゃんはそう言って少し笑った。
それから、しゅーちゃんはしゅーちゃんのお母さんの方に歩いていって、
「お母さん。帰りましょう。おばさん、お世話になりました。では。お元気で」
「いいのよ。秀君は良い子だったし。またいつでも来て頂戴ね」
「ありがとうございます」
「私の結衣を宜しくね。あなたになら、あの子を任せられるわ」
「え?」
「なんでも無いわ。頑張ってね」
「はい。」
「お世話になりました。行くわよ。秀」
「はい...お母さん」
そして、しゅーちゃんは去った。
私の家から。
それからしゅーちゃんは一度も私の家に来なかった。

