考えがまとまらないまま一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が過ぎ、とうとう冬休みを迎えてしまった。 結稀の告白から四ヶ月。 早く答えを出せと言っているかのように、おじいちゃんから電話がきた。 おじいちゃんは終業式の日に迎えに来るとだけ告げると電話を切った。 おじいちゃんの家に行けるのは嬉しい。 だけど・・・ そんな気持ちのまま迎えた冬休み。 私はまた茨城に向かうことになった。