圭子が指定してきたのは圭子の宿泊するホテルの中のレストランだった。 ホテル自体が高級のため、入口で少し緊張してしまう。 幸いだったのが今日はたまたま落ち着いた柄のワンピースだったということだろう。 店の入口で店員に奥へと案内されるとそこにはすでに圭子が待っていた。 静奈を見て笑顔で手を振る。 「すみません、お待たせしてしまって」 「いいのよ。こちらこそ突然呼び出したりしてごめんなさいね」 圭子に促され向かいに座る。 そしてその場に居た店員にオーダーをした。