愛は魔法を超えるかも☆

「私ずっとっここで待ってたのよ。」

コーヒーを注ぎながら

話し始めた。

あの日、

記憶が戻って、

一度は自分の部屋に戻ったという。

そしたら部屋に猫がやってきて、

住み着いてしまったらしい。

そして少しずつ

俺とのことも思いだしたのだという。

ビアンの仕業か。

オヤジに言われて小細工したんだな。


「会社の方はどうした?」

「なんか居心地悪くて

 今日やめちゃった。

 半年は頑張って働いたし

 結構頑張ったでしょ。


 あ、そうだ、


 寿退社ってことになってるから


 責任とってね?」

「え?」

「へんじは?」


「は、はい!!命をかけて!」