愛は魔法を超えるかも☆

「なによ、気安く呼ばないで水越大地!」


「へ?」


「おそいわよ。

 私のこと忘れてたんじゃないでしょうね?」

信じられない、

そこには純玲さんが立っていた。

俺の一目ぼれした綺麗な顔で

「純玲さん?」


「うん。」


「純玲さんなんで俺のこと知ってるの?」


「そうよ。知ってるわよ。

 あなたがどんなにダメで馬鹿な奴だってことも、

 嘘つきで、ヘタレだってことも

 あなたがあたしを好きだってことも、

 あなたが、どんなに私をを大切に

 愛してくれたのかも

 私が

 あなたを大好きだったことも。」

オヤジのところを出てくる前に

ビアンが言ってたことを

思い出した。