「手を出して純玲さん。」
言われたままに出した手のひらに、透明のドロップ。
「キレイ。」
ドロップの中は七色に見える液体で満たされていて、
ゆらゆらと柔らかく光る。
「未来見ドロップ、時の実を加工するときの副産物。
早送りで10年分の未来を見ることができる。、
3つあげよう。
息子がかかわらなかった未来、
時間戻したあとの未来
そして盗まれた過去の未来
3通りの未来を見るといい。
その上で、あなたが望む未来に近い形になるようお手伝いしましょう。
息子の過ちは親の責任だからね。」
ZEROさんは優しい笑顔で言った。
「あの、見る必要はありません。息子さんとかかわらなかった
本来の未来にお願いします。」
苦笑したあと少し刺のあるような声で言った。
「あなたが思うほど、望ましい未来ではないかもしれませんよ。」
「だって、未来ですよ。そんな簡単に見てはいけない気がします。」
「ああ、そうか、大丈夫ですよ。
ここを出た瞬間に何があったか忘れてしまいます。
あなたの記憶に未来は残ったりしませんから、
ご安心ください。」
「そうですか。」
相変わらず優しく笑いかけるZEROさん
何か知っていて言ってるような気がして、
思わず了承してしまった。
言われたままに出した手のひらに、透明のドロップ。
「キレイ。」
ドロップの中は七色に見える液体で満たされていて、
ゆらゆらと柔らかく光る。
「未来見ドロップ、時の実を加工するときの副産物。
早送りで10年分の未来を見ることができる。、
3つあげよう。
息子がかかわらなかった未来、
時間戻したあとの未来
そして盗まれた過去の未来
3通りの未来を見るといい。
その上で、あなたが望む未来に近い形になるようお手伝いしましょう。
息子の過ちは親の責任だからね。」
ZEROさんは優しい笑顔で言った。
「あの、見る必要はありません。息子さんとかかわらなかった
本来の未来にお願いします。」
苦笑したあと少し刺のあるような声で言った。
「あなたが思うほど、望ましい未来ではないかもしれませんよ。」
「だって、未来ですよ。そんな簡単に見てはいけない気がします。」
「ああ、そうか、大丈夫ですよ。
ここを出た瞬間に何があったか忘れてしまいます。
あなたの記憶に未来は残ったりしませんから、
ご安心ください。」
「そうですか。」
相変わらず優しく笑いかけるZEROさん
何か知っていて言ってるような気がして、
思わず了承してしまった。



