愛は魔法を超えるかも☆

ちらりと水越大地を見ると。

無言でコクコクと頷いてるので、

「はあ、じゃあそうさせてもらいます。」

そう返事をした。

魔法とか、魔術だか知らないけど、

全く今まで私の人生の中になかった類の事。

そんな、はいそうですかなんて簡単に

受け入れることなんてできないんですけど。

「うっぷっはぁ!」

やっと口が開けて呼吸した水越大地が

ゼイゼイしてるのを背中に聞きながら

水越父について行った。