愛は魔法を超えるかも☆

「私は時を操る魔術師でね、

 ここで、力を使って時の実を作っている。

 ある程度力があるものはこれをつかえば時間を操ることができる。

 息子は、私の血を継いでね、

 この実を使わずとも時間を動かすことができる。

 でも、愚息は失敗ばかりでね。

 その上この実すら使えないときた。

 その上修行すら嫌がる始末だ。」


「はあ?、それで私はなぜここに呼ばれたのでしょう?」


「申し訳ないが、一度かけた術は2度はかけられない。」


「はい。」


「見せてあげることはできます。」


「息子がかかわらなかった未来、

 時間戻したあとの未来

 そして盗まれた過去の未来

 その上でこれからどうするか考えるのはどうでしょう?」


「そんなことをして意味があるのですか?」


「私は見せてもらったよ。

 その上で、君に見てもらいたいと思ったから呼んだのですよ。」