「ごめん、あたし手が早くって…

 それから、このビアンちゃんから話聞いたよ。

 あなた、時間戻す魔法苦手だったんだって?」


「ビアンお前っ」


「正直に言ったほうがイイにゃ、

 嘘は大きくなると取り返しつかんにゃ。」


「純玲さん、いつも失敗するわけじゃなくて…」


「過ぎてしまったものはしょうがないわ、

 だから、一緒にに行きましょ?」


「え?どこへ?」


「あなたのお父様の所へ!」


「行くわよね。」

強烈な目力に押され

俺は思わず頷いた。