愛は魔法を超えるかも☆

「あ、成功報酬は5万だからよろしく。」


「ごっ5万~暴利じゃない?」


「安いぐらいさ、

 君から削る命の代償は俺が払うんだから」


「命の代償?」


「そう、命を削るということはとうぜん痛みを伴う。

 それは俺が引き受ける。」


「痛いの?まあ、俺にとっては大した痛みじゃないけど、

 本人が直接感じる痛みは言い表せないくらいらしい。」


「そう、分かった、5万ね、成功したら払うわ。」


「じゃ、この契約書にサインして。」


サインをしながら、

ホントに大丈夫なのかと不安になる。

命を削るって?

代償の痛みって?

あたしはとんでもないことをしようとしてるんじゃないかな。