パタパタ おば「お帰り~。」 綾佳大「「「ただいま~」」」 玄関の騒がしさに気付いたおばちゃんが、奥から出て来た。 綾「おばちゃん、姪っ子さんに会ったよ。」 靴を脱ぎながら、綾は告げた。 おば「あっ、ほんま~。夕飯の時にでも、紹介しよ~思っとったんやけど、まぁ、えぇか。」 佳「コイツ、奏と同じクラス。しかも、前の席!!」 佳康は、大貴を指差しながら、意味ありげに笑う。