_______________________________ _________________ 「はい」 「あ、ありがとう・・・・・」 近くにあった公園のベンチに座った 亮平くんが手渡してくれたのは缶ジュース 「お金・・・!あ・・・・、財布ないんだった」 「いいよ、俺が勝手に買っただけだから」 ひんやりと伝わる冷たさと 亮平くんの優しさに、すこしだけ 気持ちが落ち着いた 「・・・・・・・・・・・なんかあった?」