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「はい」



「あ、ありがとう・・・・・」




近くにあった公園のベンチに座った

亮平くんが手渡してくれたのは缶ジュース





「お金・・・!あ・・・・、財布ないんだった」



「いいよ、俺が勝手に買っただけだから」





ひんやりと伝わる冷たさと

亮平くんの優しさに、すこしだけ

気持ちが落ち着いた








「・・・・・・・・・・・なんかあった?」