「・・・・・・・・葵・・・・くん?」
・・・・・・・・・あ、綺麗
人の顔見てそんなこと、思ったことないのに
しゃがんで葵くんの顔を見ていると
睫毛の長い、二重の目が開いた
「・・・・・・・起きてたの・・・・・?」
少し茶色い瞳にあたしが映っている
真っ直ぐ見つめられて、息が出来ない
「・・・・・・・・・雛」
「・・・・・・葵くん?・・・・酔ってるの・・・?」
さっきまでのトロンとした瞳は・・・・・ない
真剣な目があたしを捕らえて離さない
「・・・・・・・・・っ!」
葵くんの手が伸びてきてあたしの頬をかすめた

